当社のガレージドアはセクションタイプのオーバースライド式ドアに分類されております。 その他に跳ね上げ式ドアや巻き上げ式シャッター等が一般的です。 これらの他にも色々ありますので興味のある方はGarage Life等の雑誌などを参考にしてはいかがでしょうか。
■オーバースライド式ドア
パネルが何枚かに分割されたセクションタイプで、両サイドのレールに沿って天井方向へと滑り上がって格納されます。消防署の車庫等でよく見かけられます。その収納方式ゆえに開閉時間がシャッターに比べて短いのが特徴。特に電動の場合、シャッタータイプが25~30秒かけて開閉するのに対し、6~10秒で開閉が可能。パネルの幅が広いためにデザイン性にも優れています。耐久性も高いです。
すべてが室内に納まる構造のため、奥行きやパネル格納スペース等が必要で、寸法の自由がききにくい規格品が多く見られます。
一般的に、「オーバースライダー」と呼ばれることが多いですが、これは大手メーカーの商品名です。他にも「オーバードア」「オーバーヘッドドア」「オーバースライディングドア」と呼ばれていますが、みな同じ格納方式です。
■跳ね上げ式ドア
一枚パネルのドアが天井方向へと跳ね上げられるタイプで、古い格納庫等でよく見かけられます。見た目のダイナミックさに惹かれる人が多いのがこのタイプ。設置スペースは小さいですが、可動時はパネルが前面に迫り出し、垂直ではなく弧を描いて動作します。開口のトップとボトム部分に隙間ができてしまう場合があり気密性は低いため注意が必要。「ワンピースタイプ」「スインガー」「スイングアップ」等と呼ばれています。
■巻き取り式シャッター
日本の住宅には最も馴染みが深いシャッターで、開口上部のシャッターボックスへ、スラットが巻き上げられるタイプ。
一般の方は開口を塞ぐドアを総称してシャッターと呼んでいますが、本来はこの巻き上げタイプのことをシャッターと呼びます。玄関先から車庫まで用途は様々で機能性も悪くはありません。低い開口、狭い開口、奥行きがない車庫など、幅広く設置できるうえ、オーバースライド式に比べて安価。ただ、見た目や個性を出すのがむずかしいでしょう。
年数が経つと錆付きにより可動性が悪くなり、金属が擦れる音が出てくる場合があります。一番の弱点は電動開閉時のスピードの遅さでしょうか。