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施工・収まりに関する参考資料

取付躯体と電気配線

取付躯体の設計の際は、ここにある注意事項をよく読んでください。重要なポイントが書いてあります。
わからない点や曖昧な点はお問い合わせください。

  • ①取付面の段差

  • 取付面は段差のない均一面にしてください。この部分にオーバードアを取り付けます。
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  • ②取付必要最低寸法を確保してください

  • ■必要最低寸法
  • サイドルーム(袖壁):90mm
  • ヘッドルーム(垂壁):350mm(ローヘッドタイプは250mm)
  • 奥行き:開口H2150mm以下は3320mm
  •    :開口H2151~2400mmは3570mm
  •    :開口H2401~2500mmは3940mm
  • ※垂直レールは幅が90mmあると思ってください。必要最低寸法は基礎などの最も狭い部分で確保しないとレールが間口からはみ出したり、取り付けできない場合があります。(微妙に足りない場合はご相談ください)
  • ※必要最低奥行きは、取付面から電動開閉機の後端までのギリギリの寸法です。電動開閉機の電球交換等が困難になりますので、可能であれば奥行きに余裕を持たせておくと良いでしょう。
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  • ③下地を入れてください

  • コーチスクリューを使用しますので、取付下地を天井と取付面に入れてください(「取り付けに必要な下地関係」を参照ください)。RCの場合、通常下地は不要ですが、アンカーが効く状態にしておいてください。配線用や水道等のパイプがあるとアンカーが打てなくなってしまうため、下地位置にそれらを配置するのは避けてください。
  • ※断熱材などが中にある場合は下地が必要になる場合があります。あらかじめご連絡ください。
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  • ④電源用コンセントを設置してください

  • 天井の電動機取付位置付近に100Vのコンセントを設置してください。コンセントはパソコンなどに使用する、アース付きコンセントです(洗濯機や電子レンジ等でよく使用されるコードを繋ぐようなタイプではありません)。
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  • ■電動機取付位置
  • 開口のセンターで、開口の高さによって奥行き位置が変わります。
  • ・開口高2150mm以下の場合は、垂壁内面から3400mm前後の位置。
  • ・開口高2151~2400mmの場合は、垂壁内面から3650mm前後の位置。
  • ・開口高2401~2500mmの場合は、垂壁内面から4020mm前後の位置。
  • ※奥行きが取付最低奥行きしか確保できない場合は、電源の位置を開閉機の横にずらしてください。
  • アース付きコンセントプラグ
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  • ⑤電動開閉機用の配線をしてください。

  • コンセント付近から電動開閉機用壁スイッチ及び赤外線センサーの配線をしてください。
  • ・壁スイッチ用1本、赤外線センサー用2本 合計3本
  • ・導体が0.5~0.75mmくらいの2芯線を使用してください。
  • ・壁スイッチ用の線は、スイッチを付ける予定の位置から出してください。スイッチ自体が小さいので、線を出す穴はなるべく小さめに開けてください。
  • ・センサーは土間から450mmくらいの位置で垂直レールに付きます。センサーの位置に合わせるので、センサー用の線を出す位置は土間から450mmくらい上がったところが理想的です。基礎などによって450mmが無理な場合は最も土間に近い位置から出してください。垂直レールの取り付けに干渉しないように、間口からも100mm以上離したところから出してください。
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  • ※センサー用の線はスイッチボックスなどを通し、プレートカバーから出すと見た目もきれいでメンテナンスの面でも良いと思います。
  • ※オプションの多機能コンソールをご希望の場合はスイッチ配線の代わりに、別途6極6芯のモジュラーケーブルを配線する必要があります(ケーブルは支給可能です)。
取付面は均一に仕上げてください。
電気配線はあらかじめ通しておいてください。
スイッチボックスやプレートを使用すると
仕上がりがきれいです。

取り付けに必要な下地関係

オーバードアの取り付けには下地工事が必要です。
ここに記載しているように配置します。確実に正確に配置してください。

  • ①下地の厚さは35mm以上

  • 35mm以上の木材の使用を推奨しますが、コンパネ2枚付けでも大丈夫でしょう。コーチスクリューを使用しますので、できるだけしっかりとしたものを使用してください。
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  • ②内装のボードと下地の間に隙間をつくらないでください

  • ボードと下地の間に隙間があると、コーチスクリューを締め付けた際にボードが割れてしまいます。
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  • ③下地位置

  • 天井のレール用下地は取付内面から1200mmと2200mmの位置に入れておいてください(下図参照)。
  • 取付面の下地は袖壁とヘッドルームに入れてください(下図参照)。特に取付面の袖壁横の下地を入れ忘れやすいので注意してください。
  • 天井の電動開閉機用下地は⑤を参照してください。
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  • ④サイドルーム(袖壁)が90mm〜100mm前後しかない場合

  • 袖壁寸法が小さい場合、吊り材が入るスペースがありません。その際は、壁に直接固定する場合がありますので、天井面の下地に加えて、壁側にも取付内面から2200mmの位置に下地を入れておいてください(3図参照)。
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  • ⑤天井の電動機用下地寸法は開口によって違います!

  • 開口の大きさによって寸法が違うのでご注意ください。
  • ・開口高2150mm以下の場合は、垂壁内面より2880mmの位置。
  • ・開口高2151~2400mmの場合は、垂壁内面より3130mmの位置。
  • ・開口高2401~2500mm以下の場合は、垂壁内面より3500mmの位置。
  • 下地材は幅200mm以上、長さ600mm以上が推奨サイズです。ずれる場合がありますので極力大き目の下地を入れておいてください。大きすぎて困ることはありません。
取付面は均一に仕上げてください。
開口の高さと天井の下地位置に注意してください。

間口の仕上がり(水切りの収め)等

袖壁内面は基礎から垂壁まで、段差のない均一面にしてください。 水切りや巾木、モール等がある場合は内面に飛び出したりレールの取付スペースに干渉しないように、途中でカットしてください。

●間口付近平面図(間口を上から見た図)

<良い例>

水切りは内面に合わせてカット

内面に飛び出すとドアパネルにあたってしまいます(上図参照)。
飛び出した部分はカットして小口を塞いでください。
内装仕上がり面に合わせてカットしてください。
現在の仕様のアルマシールは、躯体側には直接取り付けしません。レールを固定するジャムアングルに取り付けます。旧仕様のように25mmスペースをあける必要はありません。

<悪い例>

水切りが袖壁の内側に周っている

袖壁の内側には垂直レールが取り付けられます。間口から90mm以内の付近に突起物があるとレールを取り付けることができません。

水切りが車庫内に飛び出している

車庫の内面はすべて内装仕上がり面で均一の状態にしてください。
この図の場合、パネルが納まる位置まで水切りが飛び出しています。2~3mm程度なら問題ありませんが、5mm以上出てしまうとパネルに干渉する恐れがあるので、飛び出た分はカットしてください。

化粧枠が車庫内に飛び出している

仕上げに化粧枠をつける場合も水切りと同様に内装仕上がり面に合わせて、枠を内側に出さないようにしてください。

モールや巾木がレール取付スペースに干渉している

袖壁寸法が90mm以上あったとしても、配線や化粧用のモール、巾木等がある場合、そこの部分だけ袖壁寸法が90mmに満たなくなる場合があります。ほんの一部分だけでも必要最低寸法が確保できなければレールの取り付けはできません。
基礎と断面に段差ができてしまう場合は、オーバードアの垂直レールを取り付ると隙間ができてしまいます。取り付け後、モルタルで処理するなどして基礎を仕上げて隙間を埋めてください。

オーバードアの取り付けイメージイラスト
取付イメージイラスト